2010年8月アーカイブ

糖尿病(Ⅱ型)

糖尿病とは?

 

推定で全米1300から1400万人の糖尿病患者の内、9095%がインシュリンに依存しない、あるいはII型の糖尿病です。以前は成人発症と言われた、この型の糖尿病は通常40歳を超える大人で発病し、55歳を過ぎてからが最も一般的です。症状はしばしば徐々に進行し、初期には見わけるのが難しいので、糖尿病の半数近くの人が糖尿病だと気付いていません。そんな人は、なぜか分からないけれど疲れたと感じたり調子が悪いと感じるかも知れません。糖尿病は、心臓、血管、目、腎臓や神経を損傷するような問題を引き起こします。

 

  糖尿病の医学的な治療法はまだありませんが、日々の処置が血糖値を管理するのに役立ち、合併症のリスクを低下させるでしょう。医者の監視のもとで、処置は通常、体重を減らすこと、運動そして投薬の組み合わせとなります。

 

 2つの型の糖尿病、インシュリン依存型とインシュリン非依存型は違う病気です。2つの型の原因、短期的な影響や対処方法は異なりますが、どちらも同じ長期に亘る健康上の問題を引き起こします。また、どちらも消化した食べ物をエネルギーとして利用する体の能力に影響を与えます。糖尿病は消化を妨げることはありませんが、消化して生みだされた大切なもの、グルコース(一般的には糖として知られています)を体がエネルギーとして使うことを妨げます。

 

 食事の後で、消化システムはある食べ物をグルコースに分解します。血液がグルコース即ち糖を体全体に運び、血液中のグルコースの濃度を上昇させます。グルコース濃度が上昇するとインシュリンというホルモンが血液中に放出されて、体の組織に新陳代謝即ちグルコースを燃料として燃やすように信号を送り、その結果として血液中のグルコース濃度が通常に戻ります。膵臓と呼ばれる、胃の裏側にある腺がインシュリンを作りだします。体ですぐに消費しないグルコースは肝臓、筋肉、脂肪に蓄えられます。

 

一部の糖尿病患者の場合、このプロセスが正常に機能しません。インシュリン依存の糖尿病の人は、膵臓でインシュリンが作られません。この条件は通常子供の時に始まり、I型の糖尿病として知られています。(以前は若年発症糖尿病と呼ばれていました)この型の糖尿病の人は生き続けるために毎日インシュリンを注射しなくてはなりません。

 

インシュリン非依存型の糖尿病の場合、通常膵臓はある程度インシュリンを作り続けますが、体の組織は十分にインシュリンの信号に反応せず、したがってグルコースが適切に新陳代謝されません。この状態はインシュリン抵抗と呼ばれています。インシュリン抵抗はインシュリン非依存型の糖尿病では重要な要素です。 

 

糖尿病の症状は徐々に現れて最初は気が付くのが難しいでしょう。疲労や病気の感覚、頻繁な排尿(特に夜)や異常な喉の渇きといった症状が含まれるでしょう。血液中に余剰なグルコースがあると、体がそれを排除する方法の一つは頻繁な排尿です。そうして水分が失われ、極度に喉が渇きます。他の症状としては、急な体重減少や視覚がぼやけること皮膚・歯肉・尿道の感染症治癒が遅くなるなどがあるでしょう。

 

 糖尿病の医学的な治療は喉の渇きや衰弱のような症状を軽くし、心臓や目の病気のような長期の問題に至る危険性を低減してくれます。食事療法や運動療法が効果的で無い場合には、医者は経口投薬やインシュリンを指示するでしょう。

糖尿病の治癒方法は知られていないので、毎日の処置を一生続けなければなりません。(国立健康出版研究所の記事No.92-241から抜粋)

 

 

エドガー・ケイシーの見解】

 

II型(インシュリン非依存型)の糖尿病の判定基準に合致する人に対して、エドガー・ケイシーは多くの精神的なリーディングを提供しました。病気の経過は各個人でそれぞれ特有ですが、リーディングの多くの情報には、原因や処置に関していくつかの明確なパターンがあります。

 

 

ケイシーの情報に於いて、最も頻繁に述べられている糖尿病の原因の1つは脊椎の損傷です。消化器(特に膵臓と肝臓)に関与する神経は、胸部の脊椎にある中枢神経に加えられる圧力で危険にさらされます。問題は胸部の第5脊椎骨から第10脊椎骨で最も頻繁に見られます。そのため、脊椎の矯正(オステオパシーまたはカイロプラクティック)は糖尿病の処置として基本的な治療の1つです。 

 

 以下に脊椎損傷の影響を記述したケイシーリーディングの例を示します。

 

Q)この状態は糖尿病か?さもなくば何か?

A)特性として糖尿病である。記述の通り、圧力は少し前に受けた損傷から生じていて、それが過剰反応を引き起こしている。この損傷は特性としては円形と言うよりむしろ横向きである。こうして直接膵臓が反応していない。しかし、記述の通り、以下の症状がある。即ち、肝臓の活動、尿の回数過剰と量の不足あるいは腎臓と膀胱の活動、血圧に関する循環の乱れといった事だ。全ては膵臓と肝臓の領域を通じた撹乱を示している。そして共感的に他の条件に影響を与えている。

こうして、われわれは一貫して記述した方法でこれらを適用するのだ。 

 

 Q)私と同じ状態から治癒した人はいるか? 

A)多数いる。(※原文:Many, many, many! )

概要を述べたようにこれらのことを行いなさい。そうすれば、この体の条件が改善されることが分かるだろう。

アーティチョークを用いれば、痛みが減り、不安が減り、目まいが減るので、数ヶ月間はそれを止めないこと。少なくとも週3回用いること。よろしいか?(2393-1)

 

 脊椎の矯正に加えて、菊芋(エルサレムアーティチョーク)が補助食品として勧められている事を知って下さい。食事療法(特に菊芋〔エルサレムアーティチョーク〕)は、糖尿病の処置としてもう1つの基本的な治療です。食事療法は糖尿病の処置として広く受け入れられているので、それがこの指示書に含まれていることは驚くには当たりません。菊芋は、糖尿行の治療としてそれ程広くは認識されていません。この指示書の治療の項目には、菊芋を補助食品として利用する方法だけでなく、その目覚ましい効用の情報が記載されています。 

  

脊椎の矯正、食事療法と菊芋は糖尿病の処置の中で優先度が高いですが、緩やかな運動もしばしば提案されました。以下の抜粋では、緩やかな一般的な運動(ウォーキング)と特別の治療の運動に加えて、食事療法が強調されています。

 

 Q)「この体は糖尿病か?」

A)「その傾向が見られる」

 

Q)「糖尿病から身を守るために何ができるか?」

A)「すでに述べた通り、食事療法と調子を向上させるあるいはバランスをとるような具体的な特徴のある運動である。

 

肉を断ち、魚とニワトリを少量に控えること。鞘(さや)の有る各種の野菜は不可。地下で育つ特性の野菜が望ましいが、葉野菜も大量に採ること。

それから、週2回は菊芋(エルサレムアーティチョーク)を摂ること。大きさはニワトリの卵くらい。最初は生で、例えば火曜日に、次は調理したものを例えば木曜日に。但し、(パタパー紙の中で調理するなど)そのものの汁で調理すること。毎回1個づつ食べること、よいな。調理する時は、口に合うように味付けするが、皮は食べないように。汁は取って置き、食べる時果肉とともにすり潰すこと。生で摂る時も調理して摂る時も、もちろん食事と一緒に食べること。食間ではなく、通常の食事の時に食べる。  

 

あらゆる種類の野菜、特にほうれん草、ケール、カラシといった葉物を食べること。これらの野菜もそれ自体の汁で、またはパタパー紙の中で調理すること。

 

紅茶、コーヒーは、特にミルクや砂糖を入れたものは控える。ミルク・砂糖無しなら、控えめに採ってもよろしい。

 

大量のバターやバター脂肪は控えること。練り菓子やパイは禁止。糖尿病対応の砂糖無し食品ならたまには食べてもよろしい。サトウキビよりテンサイの糖を使用する方が好ましい。ショートニングとしてサッカリンを用いることは更に好ましい(※原文:more preferable is saccharine as shortening )。インシュリン注射はしないこと。ここに記した量の菊芋を食べることで得られる以上のインシュリンの量が必要な場合には、週の中で菊芋食べる日数を増やすこと。よろしいか?

 

 それから運動。規則的なウォーキングと朝夕の5分から10分の運動。

激しい運動では無く、また一度の肉体的な負担が大き過ぎてはならない。しかし、両腕をゆっくりと頭より上に上げること。そして、腕を水平に下げながら、かがみなさい。腕は前方に伸ばしたり床に向けて下げるのではなく、横に伸ばしてバランスを取りなさい。よろしいか?それから両手をおしりに当てて、腰の脊椎の周りで弧を描くように、体を緩やかに動かしなさい」(1963-2) 

 

いくつかのリーディングで、エドガー・ケイシーは糖尿病の処置の中で補助的治療として腸の水治療を提案しました。これは腸の下側を清浄に保ち、それによって消化管全体の機能を改善するという考え方です。いくつかの特定のケースでは、リーディング4023-1に記述されているように、腸の問題は糖尿病の原因因子として言及されています。 

  

「腸内のこれらの混乱から、糖尿病の傾向も生じ、体に取り込んだ糖の活性をコントロールするための体の能力を低下させる」(4023-1) 

 

最後に、ケイシーの健康情報では、一貫して治療の情緒的及び精神的な観点が重要だと述べられています。従って、この指示書では心身一体の観点から、態度、理想、そして行動とともに作用するようにいくつかの特定の提案について記述しています。

 

 

この指示書で推奨されている提案を要約すると、基本的な治療法は以下に示したものになります。

 

脊椎の矯正:

膵臓や関連する臓器に作用する神経に存在するかもしれない問題を是正するために行う。

 

基本的な食事療法:

新鮮なくだものや野菜のような自然の食べ物に重点を置くとともに、バランスを維持することに集中している。

 

菊芋(エルサレムアーティチョーク)で行う食事の補助:

体の自然なインシュリンの供給量を増加させる。

 

 緩やかな運動:

ウォーキングや特定の運動を行うことを奨励している。

 

 腸の水治療(腸内洗浄):

排泄を改善し、消化管全体の機能を改善する。 

 

理想の設定:

精神的な原理に基づいた治療の態度を醸成する。

 

脚注:上記の情報は、自己診断や自己処置を目的としたものではありません。ケイシーの健康データベースの情報を利用するに当たり、資格をもった健康管理の専門家にご相談ください。

 

★菊芋、洗腸器具の入手については、テンプルビューティフルにご相談下さい。

★糖尿病(Ⅰ型)も、食事療法で改善されたとのレポートがあります(葬られた第2のマクガバン報告(中)」)より。乳幼児時期の乳製品が多いと、糖尿病(Ⅰ型)のリスクが増えるとの報告もあります。

クローン病

クローン病とは?

 

クローン病は炎症を伴う腸の病気の1つで、小腸と大腸に炎症や潰瘍を生じる慢性疾患の1つのグループです。クローン病は普通小腸に現れ、その下部(回腸)で最も多く見られます。幾つかのケースでは、小腸と大腸の両方(結腸あるいは腸管)が影響を受けます。それ以外では、結腸にだけ現れます。時には、炎症が口、食道、胃、十二指腸、虫垂、肛門に及ぶこともあるでしょう。クローン病は慢性の症状であり、人生の中でいろいろな時期に再発するでしょう。ある人は時には何年にも亘る長い鎮静期間があって、その間は症状がありません。いつ鎮静して、いつ症状が再び現れるのかを予測することはできません。 

 

最も一般的なクローン病の症状は、腹部の痛み(下腹部右側の場合が多い)と下痢です。直腸の出血、体重の減少や熱の症状もあるでしょう。出血は重大であり、継続するでしょう。そして貧血(赤血球数の減少)に至ります。子供の場合は、発達が遅れたり発育不良になるでしょう。クローン病の原因は不明です。主要原因としては、遺伝子的な要因、ウィルスやバクテリアの感染、または免疫系の機能不全が注目されています。

 

 

医学的な観点では、クローン病は治らないと考えられています。治療はもっぱら症状の改善と病気の管理に向けられています。投薬と食事制限が標準的な治療です。クローン病は時として手術が必要になる場合もありますが、手術で治るというものではありません。炎症は手術で取り除いた部分の隣(腸)に再び現れる傾向にあります。 

 

 

クローン病は体の他の部分にも影響を与える合併症を引き起こす可能性があります。全身の合併症には、各種の関節炎、皮膚の障害、目や口の炎症、腎臓結石、胆石、または肝臓や胆汁組織の病気などが含まれます。

 

 

クローン病に対するエドガー・ケイシーの所見 

 

クローン病という診断上の分類を用いることは決してありませんでしたが、現在のクローン病の判定基準に当てはまる炎症性の腸の病気を患っている人に対してエドガー・ケイシーは数多くのリーディングを与えました。

 

原因と処置は各自ある程度異なりましたが、共通した主題の1つは、炎症性の腸の病気は腸に定着したウィルス性の感染症(しばしば腸のインフルエンザと呼ばれます)にさかのぼることができるというものでした。腸の中に蓄積された毒素のためにリンパ系の働きが阻害されるようになります。

 

エドガー・ケイシーが記述したもう1つの共通したパターンは、腸の炎症の原因が消化器系の更なる問題に至る道筋を示しています。例えば、胃、小腸、肝臓の機能が適正に働かないことで、腸の下部に毒素の負担を掛ける場合があります。

 

別のいくつかのリーディングでは、原因が消化器系を司る脊椎神経への圧迫と関連付けられました。上部の胃腸の管内で消化・吸収が適切に行われないと腸内の炎症に至ります。その様な例では、背骨の矯正(手を使った治療)が一般的に治療計画の中に取り入れられました。

 

 

エドガー・ケイシーの治療モデル

 

腸の炎症がインフルエンザウィルスで起きているか他の要因で起きているかに関わらず、提案される治療では一貫して消化器系全体に注意を向ける必要性が強調されています。即ち、消化管全体の吸収・排泄を改善することは、腸を癒すのに役立ちます。治療の提案には、以下に示すような症状を取り除くための専用の治療も含まれています。 

 

 

1.              食事療法

ケイシーの基本食事療法は吸収と排泄の改善を目指しています。毒性の物を生みだしたりエネルギーを無駄にしたりする食べ物を避けながら、アルカリと酸の適切なバランスを保つことに大きく焦点を当てています。揚げたものや精製した炭水化物("ジャンクフード")を避けるとともに、主に果物や野菜を食べることが基本です。特定の食べ物の組み合わせが強調されています。

 

2.              体内洗浄

水治療はコップ6杯から8杯の純水を毎日飲んで、新鮮な果物と野菜を食べて洗浄することを含んでいます。

 

3.              脊椎の矯正とマッサージ

吸収・排泄を妨げていると思われるどんな負荷も取り除くために、オステオパシーまたはカイロプラクティックの治療を提案しています。オステオパシーまたはカイロプラクティックの治療が出来ない場合には、脊椎に沿った電気振動を施すことが有効でしょう。 

 

4.              投薬

朝鮮ニンジン、生姜、ラクトペプシンとスティリンジア(stillingia)を決まった割合で混ぜ合わせた専用のハーブは炎症を伴う腸の病気に非常によく効くことが分かっています。下痢を起こしている人には、アルムの根を基本にした別のハーブ処方が提案されました。病気の結果として全身の疲労や衰弱を起こしている人には、ビーフジュースを薬として飲むことが提案されました。

 

上記で勧められたハーブトニックの入手はこちら(米国からの個人輸入)

 

ビーフジュースの作り方はこちら 

 

5.              ぶどう治療

食事療法や腹部のパックにぶどうを使用することは腹部に痛みを覚えている人には有効でしょう。

 

6.              態度と情緒

治療の精神的、情緒的側面は頻繁にケイシーのリーディングで取り上げられています。特に、治ると望むこと、また治ると期待する態度は重要です。積極的な精神的、情緒的な態度は治るんだと言う高い目的(理想)に焦点を合わせることで創りだすことができ、また継続することができます。

 

 

  

脚注:上記の情報は、自己診断や自己処置を目的としたものではありません。ケイシーの健康データベースの情報を利用するに当たり、資格をもった健康管理の専門家にご相談ください。

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